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よみもの_椅子の選び方のヒント

①椅子の素材について

②木の種類について編

③座面高さSH編

④アームの高さ編

​⑤座面(板/籐/革)について編

①椅子の素材について

椅子とテーブルは、家具の中でも、

直接手で触り、身体が触れる家具。​​

おしりをのせて何時間も座る。

見た目だけでなく、目閉じて五感でも想像を。

​まずは座ろうと椅子に触ったところから。

1,温度 

金属/ガラスと木「熱伝導率」が違います。

ヒヤッとしないのは木や革の魅力。

 

2,​湿度

木は湿った空気を吸湿放湿します。

(塗装によって変わります)

京都炭山朝倉木工の椅子の場合、

梅雨時でも表面がサラっとしています。

(木の表面を刃物でスベスベに仕上げ、

オイルをしみ込ませ、呼吸出来る状態)

漆塗りの椅子(木目をうめているもの)は、吸湿性より漆の光沢や艶を優先したデザイン。

3, 手触り

木を手道具刃物で仕上げた表面の摩擦率は、人肌に近いと言われ無意識に安心感を与えます。

4,椅子の見え方 明度、彩度、反射率

木や竹、土壁、自然素材は「光の反射率」が人肌と近く「ここにいたら紛れて目立たず、敵に見つかりにくい」生存本能として落ち着くそう。反対に緊張感を出したい空間には大理石や金属の質感が巧みに使われます。

5, 硬さ 柔らかさ

木の座面はお尻カーブに削り込んであり、

思ったより硬くないと驚かれます。柔らかすぎないことで長く疲れにくい座り心地。

一方、

革座や布の、ホッと柔らかい安心感も魅力。

夏は木の座の気持ちよさ、冬はノッティングのフワフワ座布団、季節や部屋の色味を想像し、

両方のいいところをお楽しみください。

クラロウォールナットテーブル2
オーチェア栗-s-1280 (11)_edited.jpg
オーチェア栗-s-1280 (11)_edited.jpg

②木の種類について編

椅子の場合

同じテーブルに別の樹種の椅子が混在しても、

椅子は面で見えてくる木目面積は小さいので

光の反射率や明度、彩度が近しい為、

全体の印象がちぐはぐにはなりません。

椅子の場合、樹種の違いよりも

カタチの違いが空間の印象を方向付けます。

例1、様々な形の椅子が並ぶと「和やか」

同じ揃った椅子が並ぶと「きちんとした」

さらに背の高い椅子が整然と並ぶと背筋の伸びた印象に。応接室など、改まった印象に。

例2、

テーブルに並べる椅子のうち、壁側の2脚は背の高い椅子にして、ソファー空間へとつながる側の2脚の背の高さはテーブルからほぼ飛び出ないぐらいにして空間を広く見せる、など。

テーブルや箱物の場合

木目の面積が広いテーブルや箱物をデザインするときは、樹種の持つ個性も考慮してご提案しています。

それぞれ白黒写真で撮ると

クリやケヤキなど日本の広葉樹は

「木目の模様」がはっきり見えます。

そのことが和風の印象にも。

比べてチェリーやウォールナットは、

木目模様の線が強くないことで、家具のアウトラン・シルエット、デザインの印象がストレートに目に入ってきます。「モダン」な印象に。

-------------具体的に樹種を選ぶ-----------

軽さや、床との相性も多少ありますが、

一番は、自分が好きな色、質感、雰囲気、

第一印象を選ぶのがおススメ。

 

朝倉木工の椅子はアーム短めのデザイン。

椅子を後ろに引かなくても座れるため、

重さの違いはさほど影響しません。

​栗クリ: 定番の樹種の中では明るい色。

     出来立ては明るく次第に黄金色に

     定番の樹種の中では栗が一番軽い

    オーチェアの重さ

    ・板座 栗     4.9㎏

    ・板座 チェリー   5.8㎏ 

    ・板座 ウォルナット 5.9㎏

    ・籐編み座 栗     3.9㎏

栗古色: 栗の経年変化が進んだ状態の色。

     濃く渋く落ち着いた印象。

     出来立ては色濃く、

     次第に古色部分は薄くなり、

     逆に中の木の色は濃くなります。

     木目を強調させる効果も。

鉄染黒:反応(触媒染)させた黒。

    真っ黒のっぺり塗装ではなく、

    黒は透明感があり、

    木の色がほんのり透けて見える。

    木の色が経年変化で黄変し、

    艶と透明感と高級感が出てきます。

   

朝倉木工では、木の家に2脚黒い椅子を使っています。意外と黒気にならず、空間が引き締まり奥行きが出た印象。

チェリー:アメリカンブラックチェリー

     出来立ての色は桃色。

     何年もたつと飴色に濃くなる。

     経年変化を最も楽しめる材。

ウォルナット:高級感のある紫がかった焦げ茶色。

似合うインテリアの幅が広く、和風も渋い古いものも、アフリカの物とも、ペルシャ絨毯とも馴染む包容力がある樹種。

​写真付きの樹種についてページはこちら→

​       

       

②座面高さSH編

●座面高さの参考

定番椅子の製作では、

 

テーブル高さ=700ミリ

座面高さSH=430ミリ

 

を基本としています。

お使いになる方の身長によって、​

椅子を1cmカット、2cmカット が多い。

しっかり腰を奥までいれて座った時、

テーブルに肘が直角になる高さと、

かかとが付く高さがおススメです。

(洋食、和食、デスク、写経(筆の場合)などでお勧めは少し変わります。詳しくはご相談ください)

身長162㎝スリッパ使用無しの場合、座面高SH410、が楽です。かかとが付く為。

身長179㎝スリッパ利用無しの場合、SH430カット無しのままで大丈夫です。​背の高い方が低い椅子に座るのはSH400位までなら楽です。

 

380より低くなると、安楽性は増す代わりに、

立つとき「よっこらしょ」と力が必要に。

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③アームの高さ編

京都炭山朝倉木工の定番椅子

オーチェアやトーチェアは、

食事~くつろぎの時間の快適を考えているため

アームの高さはテーブルの高さより低く設定しています。

 

日本食は手にお茶碗を持ったり汁椀を持ったり、

ナイフフォークの食事ですとひじ掛けがテーブルトップと同じでも問題ありませんが

日本食の動作ではもう少し下げて肘が当たらないようにしています。

一方、北欧系の椅子はアームとテーブルの高さが同じ設定が多いです。

 

椅子幅に余裕があれば内側に肘が逃げられますが、

アーム付きで幅が大きくなるとテーブルの脚脚間に並べたときの取り回しが窮屈なる

そういった、こっちをとるとこっちが立たず、というはざまで、

ほんのちょっと幅を調整したり、高さを調整したり定番を改良し今のかたちに至っています。

 

もう一つの理由は、背中を預けたまま、

テーブルに近寄りたいときに

「アームがつっかえてテーブルに近寄れない」ということがないようにしています。

 

パソコンのキーボードを打つときや

食事の間、テーブルの中央の取り皿からおかずをとるときなど。

くつろぎの時間をより重視したタイプの椅子では

テーブルトップとアーム高さを合わせたものもご提案します。

 

どういう椅子を選ぶかという時点で

どういう時間を過ごしたいのか、を選ぶことになります。

 

京都炭山朝倉木工の定番の椅子は

食事用、くつろぎ用、デスクワークにも向く

座り心地を追求した椅子です。

​④座面(板/籐/革)について編

●板の座面-------------------------------------------

メリット:汚れてもふき取れる。

     革や籐のような張替えが不要。

デメリット:冬は座布団があると温かい

 

●革座--------------------------------------------------

メリット:柔らかさ、クッション性有。

デメリット:汚れ・破れたら貼り直し必要

      

●籐編み座---------------------------------------------

メリット:椅子が軽い。

     汚れた時、籐部分は水で洗えます。

     (籐は張る時に一晩水につけます)

デメリット:籐は一般的に10年程で張替えと言われています。デザインや環境により異なります。

直射日光や、乾燥が切れるリスクとなります。

ぬれたタオルなどをたまにのせると良い。

朝倉木工の籐座面の編み方は、6ミリ巾のしっかりした太さの籐。且つ一か所に荷重がかかりにくい編み設計。

万一籐が切れた場合は、京都炭山朝倉木工で補修編みなおし出来ます。

 

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