オイルメンテナンスの方法
上の写真はショールームの栗の丸テーブル1200Φ 2016年から使用。
普段のお手入れ
・テーブルは、食後はよく絞った綿布で水拭きしてください。マイクロファイバーは向きません。
木目と同じ方向に拭きます。(野菜の土が台ふきんについて拭いてしまった場合も、
木目と同じ方向の傷であればほとんど目立たず、木目を横切る方向の傷はよく見えるため。)
・TVボードや、チェスト、椅子などは、乾いた布でほこりをぬぐう程度で特にお手入れは必要ありません。
日常的に座ること、触ることが、摩擦仕上げとなって、よく使う部分はツヤが出てきます。
ダイニングテーブルのみ オイルメンテナンス (1~2年に1度)
食事に使うダイニングテーブルは、食前食後(計6回×365日=2190回!)水拭きをするため、木の表面がほんの少し毛羽立った状態になっていきます。
その毛羽立ちの余分な部分を耐水ペーパーで取り除き、再びオイルを染み込ませることで、1,2回メンテナンスをすると驚くほどシミがつきにくい表面になります。
ショールームでは、何年も使用しているテーブルに濡れたコップを直において試して頂くことができます。
準備するもの。
●耐水ペーパー800番(1800×900㎜テーブルでA4サイズ1~2枚。)(テーブルに艶がある状態でしたら1000番(800より細かい)でもいいです)
●オイル(オスモオイルかリボスオイル)50ml(←1800×900㎜テーブルを十分メンテナンス出来る量)
●ウエス 手のひらサイズに切ったもの9枚(内訳:水ぶき用1枚、粉拭き用1枚、オイル塗り広げ用1枚、ふき取り用4枚、仕上げふき取り用2枚)
京都炭山朝倉木工の家具と小物をお使いの方へ、キズ用の小さなメンテナンスオイルと
「テーブルメンテナンスこれさえあればですぐできるセット」をご用意しています。ご連絡ください。
オイル備考: オスモカラー公式オンラインストアの場合
・ノーマルクリアー #3101 125ml缶/税込2,402円(約960円/50ml/メンテ1回分)+送料700円
・ノーマルクリアー #3101 375ml缶/税込3,880円(約517円/50ml/メンテ1回分)+送料700円
・ノーマルクリアー #3101 750ml缶/税込6,205円(約413円/50ml/メンテ1回分)+送料700円
・ノーマルクリアー #3101 2.5リットル缶/税込19,272円(約386円/50ml/メンテ1回分)+送料700円
①水拭きで汚れを落とします。天板表面と、板の厚み部分も水拭きして汚れを取っておきます。
ペーパーの工程でも汚れが取れるので、いつもより念入りに台ふきしたら、乾いてから、次のペーパーがけに進みます。
ウエスは綿の古いTシャツなど。(タオルは、木目のささくれに引っかかってしまうことに注意すれば使えますが、タオル地でない方が綺麗に拭きとれます)
②耐水ペーパー800番は手で折り目をつけて8枚に切り、3等分に折って使います。(はさみで切るとハサミが切れなくなってしまいます。たくさん切るときは、カッターで。)
木目に沿ってペーパーをかけます。目的は2つ。汚れを絡め取ること、日々の台ふきで毛羽立って持ち上がった部分を800番の粒の大きさで取り去ること。
子供とやるときは、手をまっすぐ動かすと木目の向きになる側に立つと良いです。(手の軌道がアーチを描いてしまうため)
たとえ木目と違う方向にペーパーがけしてしまったとしても、800番という細かい番手なので、新品の800番で周囲と馴染ませることができます。
天板の厚みの部分のペーパーがけは、しなくて良いです。(気になる汚れや傷があればしても良い)オイルは塗ります。
③乾いたウエスでペーパーで出た粉をよく拭き取ります。拭き取ったとき全体についてムラのない状態がゴールです。極端にムラがあればペーパーにもどります。
木の板目(タケノコ模様)と柾目(まっすぐシマシマ模様)の違いによってペーパーのかかり具合がムラに見えるのは、オイルを塗れば気にならなくなります。
木の導管にこのペーパーの粉が入ったままオイルを塗ってしまうとそれが蓋になり、日々の台ふきで簡単に取れてしまうので、粉はしっかり取り除きます。
④オイルの入った瓶をよく振ってから、塗り広げ、たっぷり吸い込ませます。天板の上と、厚みの部分にも塗ります。
⑤時間を置かず、すぐ拭き取ります。拭き取っている間に十分染み込みますし、真夏などはどんどん乾いてきます。
(乾いて拭き取りにくくなっても、オイルをさらに追加して塗ると拭き取りやすくなるので大丈夫です)
ウエスの新しい面でどんどん拭き取ります。ふき心地がこの段階ではべっとり重いです。(子供はエプロンか、汚れてもよい服に,,,)
⑥仕上げ拭き取りのウエスに持ち替えて、さらにウエスの新しい面でどんどん拭き取ります。
ふき心地がだんだん軽くなり、さらさらとなにもオイルがついてこない感覚まで拭いたら、完成です! 12時間乾かします。
(手を乗せると、じわっと体温でオイルが浮き上がってきて手形がつくので注意します。)
参考:
リボスオイルをご使用になった場合は乾燥時間12時間ですと、ちょっと短いです。オスモオイルより浸透性が強いのでしっかり乾かせば非常にその後綺麗で使いよいですが、
表面だけ乾いて奥の方でオイルが完全に硬化していないときに水ものを置くと、半乾きのオイルと水分とが木の中でまざって輪シミのようになることがあります。
リボスの場合は1週間ほどはコースターを使うなどしてしっかりオイルを乾かすとシミに強くなります。
おまけメンテ
オイルを塗り広げたウエスで、椅子(写真はオーチェア)のアームの先端や、テレビボードの日によく当たる部分などツヤがもう少しほしいと感じる部分にオイルをすり込んで、すぐ拭き取ります。
よく手が触れる場所は手の摩擦仕上げされているので、ペーパーせずにオイルだけ補充してあげるので十分です。
※オイルがしみこんだウエスは、広げてしっかり乾かしてから廃棄してください。
オイルがついたままクシャクシャとしておくと、自然発火する場合があります。
干し終わったら、オイルのついた手は石鹸で洗ってください。
(オイルを塗り広げたウエスは乾くとカピカピになりますが、拭き取りに使用した程度のウエスは乾いたら、お掃除に使えます。)